2月某日 第274回剥ぎ取り対決、先手オレ。 (…元ネタわかる人いるんだろうか、どうでもいいけど) 某県某所に、エンジンレスのMX41型マークUグランデがあるとの情報を得た工作員は、助っ人としては |
(同型車参考画像) |
当初の予定では剥がすのはドア4枚、バンパー、ステアリングにあと少々、といったところだったのですが、 「どうせ残りは捨ててしまうことになるから、欲しいものは何でも持って帰ってください」というご好意をうけ、 とりあえず剥がせるものは剥がしてしまえ、ということに。 やったことのある方ならお判りでしょうが(といってもそんな人がどれくらいいるものか)、クルマをバラすという作業は それなりに楽しいものであります。特に「外すだけ」というのは後で組み立てることを考えないで済むので なおのこと。 作業開始時にはエンジンがない以外はほぼ完全な状態だったのですが、二名が ぶつけたりしながら歓声を上げつつ |
(鼻先が妙に持ち上がっているのは、ボンネットの中が空っぽなためです) |
剥がす気になればまだまだパネル類とかシートは取れるのですが、もう充分です個人的には。 特に光りモノ(モール類)を全部きれいに取れたのは収穫大。 |
剥がしたバンパーとかグリルとかモールとかとか。 |
剥がしたからにはお片づけして持って帰らなければいけません当然。 そもそも当初の予定であったドア4枚の時点で、クラウンでは絶対持って帰れないのは明らか。 その上にラジエターやら何やらが追加された今、運搬能力の乏しいセダンにはかなりのピンチ… と思ったのですが。 DT50氏の秘密道具、コロナSF登場。 |
171式コロナSF(現車の写真がないのでカタログより転載) |
コロナセダンの屋根をちょこっと伸ばして、ハッチバックを付けただけ…とも思えるこの地味なクルマ、 リヤシートを倒しただけでドア4枚を何事もなかったかのようにアッサリ飲み込んで見せました。 |
これで既にドア3枚入り。 4枚積むと流石に後ろは見えません…が、天井までにはまだまだ余裕。 ちなみにこの写真はリヤドアを開けて中をのぞきこんで撮影。 フロントシートの背もたれまでの間も余裕たっぷりということ。 |
発売当時は全然理解してもらえず、マイナー車路線まっしぐらの感があったコロナSFですが、これだけの 積載力があろうとは。 一度買った人が中々手放せなくなるというのも頷けます。 ドアやら何やらの大荷物が何の変哲もないセダンの車内に消えていくのはあたかもマジックのようでした。 『四次元セダン』と命名。 おまけにDT号は最上級グレードであるGTの5速マニュアル。 セリカと同じ2リッターツインカムを搭載し、事実上中身はセリカでその上何故かセリカよりも軽いという 理解に苦しむスーパーマシン。 セリカよりも速くてこれだけ荷物が入ってしかも5人悠々乗れるって、もはや詐欺です。 そんなわけで、ビックリドッキリメカ 手持ちのスペアのドアが8枚になりました。 ※回収部品一覧 (見てもしゃあないとは思いますが、まぁあくまで記録として) |
ひとつ前のひとりごと
『先行者、最大の謎』